久侘歌と諏訪子様で土着神女子会してほしいです!酉は酒から来た漢字だから久侘歌はお酒とは相性がいいのかもしれない。
どちらも大和神話の神様に成り代わられたという立ち位置は同じというか、ニワタリ神はかなり信仰されてて書面の記録もそこそこ残っている素晴らしさと愛らしさですが、成り代わられて忘れられた地域信仰の神々の数は物凄いんだろうなあ。

 

ミシャグジのことよく知りたいのと、あわよくばニワタリ神みたいな神様の性質についても参考にできればと中沢新一さんの『精霊の王』とかを読んでみたのですが、諏訪子様より隠岐奈様に想いを馳せる結果となってしまった…。
世界には深く知るととっても面白いような物事ばかりなのに、本当に最表面ばかりしか見れてないんだなあとよく実感します。でもまあこういう学びが足りない~みたいなやつ平安時代辺りのご年配の方の日記にもあった気がするので悲しいことに一生モノなんだろう…。正解の無いことに自分なりに答えを見ようとするのを見てるとかっこいいし自分でやると楽しい。今度坂越に行くときはもっとちゃんと想いを馳せます。
此書にはあんまり関係無くなってしまったのですが、読んでいるうちにサグメ様についても少し想いを馳せましたので書き殴らせて頂きます。
・「サ」行音と「ガ」行音(もしくは「ク」)の組み合わせは物事等の境界性や裂開性を表現する。天佐俱売(アマノ「サグ」メ)と鷺(サギ)の共通点である。また、その境界性とか何やらを二つ持ち合わせているということで、マイナスの二乗みたいな感じで別方向に転じさせてしまうとか。ただのこじつけか。どちらでもない(境界の位置に在る)ということで片翼? 服の紫色も、赤でも黒でもない中間色を指す。
・何故「白」鷺? 白鷺でない鷺はアオサギ、ゴイサギ、アマサギなど居るが、内でもゴイサギはかつて醍醐天皇から五位を賜った故に五位鷺という名前である為、やはり特定の位置にある存在ではない、という事か。さっき中間色だと述べたムラサキサギも存在するが日本には馴染みが薄い。ていうかこれを言っているとシラサギという種が一応いない。厭々寧ろそれに即して、特定の種ではないということで白鷺なのかもしれない。
以上、あやふや性が超強いという感じの想いになってしまいました。これからは野生のサギちゃんを見るたびに嗚呼…かわいい上に境界性がある…と思うことにしよう。個人的趣向として鳥が大好きなので、彼女は元々白鷺そのもので、サグメと名付けた奴が戦犯、みたいな感じだと非常に興奮します!!
(例大祭新刊でもサグメ様描かせて頂いてるのですが(ネタバレ)かつて出した『左を魅よ』という本の神代設定をある程度使い回すことにしたので上記の解釈はそんなに関係ないです。併用できるかな?原作で正邪ちゃんとサグメ様出会ってしまったのでアレですが…。勿論過去作読んでなくても新刊は問題無く読んで頂けるようにしてます!)
合理的神話に縛られない古い姿のままの神の在り方、最近大変興味があるのでもっと勉強したいな~。

 


 

先日宝塚市の清荒神とか中山寺とかに行ってきました。どっちも初めて訪れたのですが、バリアフリーだったり電子マネーが使えたりエレベーターとかエスカレーターとかあったり、なんというか現在進行形という雰囲気で面白かったです。

清荒神の近くの工芸店で見つけたくたみがすごいやつを獄級の速さで購入しました。本当にありがとうございます。🐓

同じく近くの竹細工店にいらした麗しの白蛇ちゃん、見つめてたら何故か口を一分ぐらい開け続けてくださいました。

中山寺は梅が綺麗でした! 境内が広すぎる~

あと五重塔が青色でした!五重塔は赤という思い込みが強すぎて「フォトショで修正されてる…??」という混乱を生じさせ良かったです。